素敵な先輩、Taro Tokuni - Adventarさんから回ってきまして、五日目はわたしです。

 

 

はじめまして。

Kosen Advent Calendar 2013 - Adventar

に参加することになりました、くりぃみーすーちゃんです。

 

◎自己紹介

高専の電気工学科在籍三年目

高専女子です

 

 

今回は、『文系でも楽しい高専生活』についてお話したいと思います。

 

わたしは、小説や絵本、図鑑など、本の形をしていれば手当たり次第読みあさるような無類の本好きであります。好きな場所は図書館・図書室。

国語はもちろん、英語や歴史が得意な典型的な文系学生です。数学や化学、物理は大の苦手。

しかし、戦闘機が好きだったり、将来は建築・インテリア関係に進みたかったのもあり、高専への進学を希望していたのですが、理系の科目についての不安によって、受験を決めかねていました。

 

そんなわたしが高専を受けることを決めたのは、ある小説の影響でした。森博嗣という作家が書いた、『工学部・水柿助教授の日常』という本です。

その本を買ったときに初めて森博嗣の名前を知ったのですが、なんとこの人は工学博士でした。

あの名門名古屋大学の助教授だったこともあるという、正真正銘理系人間。

しかし、その『工学部・水柿助教授の日常』は話の内容は、まさに工学部の助教授である水柿くんの日常を愉快につづったものなのですが、とても軽やかなテンポ、センスのある言葉たち、バラエティにとんだ内容、どれをとっても、とても理系の人間が書いた小説だとは思えませんでした。

そのときわたしが感じたのは、当たり前のことなのですが、「理系の人がこんな面白いものを、文系の庭で堂々と書いている」ということでした。

理系だから文系だからとなんやかんやいうのは非常に馬鹿らしいことなのですが、改めていかに自分が理系に対してコンプレックスを抱いていたか気づかされました。

 

そこで、「わたしは文系だけど、理系の人よりも苦労するかもしれないけれど、高専に行こう」と思いました。理系のなかで、文系として頑張ろうと思えたのです。

 

で、いま実際に文系として理系の学校でなにをしているかというと、国語科の教授が担当している、月に一回高専の図書館で行われている朗読会に参加したり、英語のスキルを活かして語学研修に行ってきたり、それなりにうまくやっています。

やっぱり理系の学生のセンスにはまだまだ追いつけていませんが、それでも自分の文系としての感性を活かして、様々なことにチャレンジしています。

 

 

結局なにが言いたかったかというと、理系の学校=高専にいる文系学生は自分の工夫次第でもっと高専内で自分の感性やセンスを活かしていけるんじゃないかな、ということです。

高専での文系の講義は非常に興味深いし、文系の部活・同好会もいっぱいありますよね?

むしろ文系学生が少ないんだし、もっと保護してくれてもいいですよね?

 

意外と高専のキャンパス内には、文系にしか発見できない楽しさや、面白さがあるのかもしれません。

わたしももっと頑張ります(理系科目を)

 

はじめての参加でグダグダになってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

 

明日は後輩の小野総一郎 - Adventarくんです!